SoundSwitchでのVirtual DJのIP経由でのリモート接続セットアップ
このガイドでは、異なるコンピュータ上で動作するVirtual DJとSoundSwitch間の接続を確立する方法を説明します。
リモート接続すると、Virtual DJが「DJのコンピュータ」として動作し、SoundSwitchが「照明のコンピュータ」として動作します。
以下は、接続の設定手順です:
必要条件:
以下のソフトウェアがコンピュータにインストールされていることを確認してください。:
1. Virtual DJ 2020以上
2. SoundSwitch 2.2以上
3. Bonjour (Windowsのみ)
Virtual DJとSoundSwitchがネットワークにアクセスできるように、ファイアウォールを含むネットワークセキュリティ設定は事前にご確認ください。
この構成では、オートループとスクリプトトラックの両方がサポートされます。
主な目的は、DJがパフォーマンスに集中する間、すべてのエフェクト、オートループ、スクリプトトラックを同期させながら、別の照明オペレーターが照明をコントロールできるようにすることです。
Virtual DJとSoundSwitch間のリモート接続セットアップ:
Step 1: オーディオファイルのスクリプト化
オートループを使用するだけであれば、オーディオファイルのスクリプトは必須ではありません。
ただし、曲ごとにライトショーをカスタマイズしたい場合は、Step 1に従ってください。
オートループ機能のみを使用する場合は、Step 2に進んでください。
オーディオファイルにライトショーが作成されると、オーディオファイルのメタデータに一意のID番号が追加され、ライトショーが曲にリンクされます。
Virtual DJはこのID番号をSoundSwitchに送信し、SoundSwitchが適切なライトショーをロードして同期します。
以下は、DJのオーディオファイルを自動スクリプト化する2つのワークフローです:
a. 照明のコンピューターでのスクリプトライトショー
最適なワークフローは、DJにUSBドライブに入ったオーディオファイルを提供してもらうことです。
SoundSwitchは、これらのオーディオファイルを自動でスクリプト化してDJに返し、元のオーディオファイルを新しくスクリプト化したものに置き換えるようにします。
一意のID番号がDJのトラックにコピーされるようにするため、このステップは不可欠です。
b. DJのコンピューターでのスクリプトライトショー
この例では、DJのコンピュータにSoundSwitchがインストールされている必要があります。
また、SoundSwitchのプロジェクトファイルも提供する必要があります。
プロジェクトファイルは、以下のディレクトリにあります: users/ユーザー名/music/SoundSwitch
DJのコンピュータにSoundSwitchをインストールし、SoundSwitchフォルダをDJのコンピュータのこの場所にコピーします。
これでDJは、オーディオファイルとプレイリストを自動スクリプト化し、新しい照明ファイルを含むSoundSwitch Projectファイルを提供できます。
Step 2: 接続のセットアップ
1. DJのコンピュータでVirtual DJを起動し、ネットワークに接続してコンピュータのIPアドレスを見つけます。
2. 照明のコンピューターでSoundSwitchを起動後、DJのコンピューターと同じネットワークに接続し、SoundSwitchのPreferencesを開き、「Virtual DJ - On another Computer with IP」を選択した後、DJのコンピュータのIPアドレスを入力します。
Step 3: テスト
1. SoundSwitchを再起動し、Performance Modeを選択後、使用するVenueを選択します。
2. DJのコンピューターで、Virtual DJにトラックをロードし、再生を押して、正しいライトショーが再生されていることを確認します。
以上の手順を踏んでもSoundSwitchとVirtual DJの接続が確立できない場合は、Virtual DJの環境設定で 「os2l」が有効になっているかどうかを確認してください。
ご不明な点は、[email protected]までご連絡ください。